軽自動車の任意保険の種類

任意保険では、補償対象、補償内容の違いによりいくつかの異なる種類の保険が準備されています。
これらの任意保険の種類について具体的にとり上げます。

■1、対人賠償保険

補償対象となる範囲が自賠責保険に近く、自賠責保険の上限額を超えた部分について補償が行なわれ、事故の過失があっても補償額の減額がありません。
支払われる対象は、自賠責保険と同様、あくまでも「他人」に限られます。


■2、対物賠償保険

物への賠償責任を負った場合に支払われる保険で、これも相手側への賠償を行うための保険です。


■3、人身傷害補償保険

人身傷害補償保険は、自動車の人身事故にあった場合、過失割合に関係なく契約上限金額の範囲内で「実損額」が補償されるというものです。加入者の過失割合に関係なく、また示談の成立前に損害額の全額が補償されます。
過失割合、示談成立に関係なく実際の損害額が補償されるので治療費などの心配がなくなリ、これに加入すれば安心度が格段に増しますが、保険料はその分割高になります。


■4、搭乗者傷害保険

ドライバーが搭乗中の人つまり同乗者のケガに対して補償を行うもので、助手席、後席などの同乗者の怪我も補償対象になります。


■5、自損事故保険

主に単独事故などで怪我をした場合に適用されるであり、通常は対人賠償保険とセットになっていることが多いようです。


■6、無保険車傷害保険
自分が対人賠償保険に加入していても事故の相手方が加入していない場合、また相手が加入していても過失等のため相手の対人保険が下りない場合のように、いわゆる「無保険車」との事故に備えるための保険が無保険車傷害保険です。


■7、車両保険

自分の車の修理代等に対する補償のための保険です。この保険には単独事故や当て逃げなど、保障される範囲によっていくつか種類があります。

任意保険の各種セットについて

一口に任意保険といっても上記のように様々な種類の保険があり、これらの保険に個別に加入することもできますが、セットで加入する方法も用意されています。

SAP

対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者障害保険、自損事故保険、無保険車障害保険、車両保険の6つを組み合わせた万能・万全タイプのものが「SAP」(エスエーピー 自家用自動車総合保険)というセットで、通常は示談交渉も保険会社が代行してくれることになっています。

PAP

「SAP」から車両保険を省いたものが「PAP」というセットです。示談交渉の代行にも違いがあり、「SAP」がすべての場合に代行が行なわれるのに対し、「PAP」の場合は対人事故だけになります。車両保険は必要がないという人や、ベーシックな欲しい保険だけでいいという人に向いています。


●BAP
対人、対物、車両いずれかと他の保険との組み合わせを加入者が選ぶことの出来るBAPというセットもありますが、これは主に企業向けの任意保険で、一般消費者にはあまり関係が無いもののようです。


また、車は所有していないがレンタカーには乗るという人向けにはドライバー保険というものがあります。このドライバー保険も複数の補償が組み合わされているセット商品になっています。


セット加入の場合も万全型、完備型からベーシックなタイプまでありますが、自分の過失が100%の場合にも備えたいという人のためには、完全保障タイプという保険も各社に用意されています。当然保険料は何割か高くなります。

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